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2018
09.09

お寺のお仕事1

Category: 内陣工事
今年は御内陣のお仕事に恵まれ、
ほぼ工場にいない、という珍しい一年になりそうです。
ブログの更新は遅れ気味ですが、
出来る限り、頻度を上げて書いていこうと思います。

というわけで、今回は御内陣工事の様子を
ご紹介させていただきます。

まずは下の写真。
今年の6月頃までさかのぼりますが
お寺の「後門柱」に「布着せ」を行ったところです。


「後門柱」とは、御内陣中央、ご本尊が収まります位置の
両脇にある丸柱です。

IMG_3127_convert_20180712223648.jpg 

そして「布着せ」とは、布を糊漆で貼り付けることを指し、
主に補強や木地の痩せを防ぐことを目的に行われる工程です。

それらを施し、次の工程である「下地付け」に備えます。

IMG_3125_convert_20180712223846.jpg 

そして「下地付け」。
「下地付け」とは、最終的な塗りに堅牢性を与えることを
目的として行う工程です。
「地の粉」や「砥の粉」という土の粉を、
水と漆を合わせて下地を作り、繰り返し施工面に付けていきます。
完成時には、目に触れることのない下地作業ですが、
製品の寿命を決める、最も重要な工程です。

これらが終わって、仕上げに「塗り」が行われます。
塗師の仕事と連想されますと、刷毛を持って
漆を塗っている姿を連想されると思いますが、
大半は「下地」と様々な「研ぎ」の作業で占めています。
刷毛を持っている時間は、比較的少ないです。

、、、以降次回に続きます。




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