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2019
01.01

あけましておめでとうございます。

Category: 未分類
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あけましておめでとうございます。
昨年中は皆様方に大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

山田仏具店一同

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2018
11.19

お寺のお仕事2

Category: 未分類
今年も徐々に肌寒くなって参りました。
前回のブログから更新が遅れること3ヶ月と10日。
その頃の作業環境は、
平均気温が35度で無風状態であることから、
当社初の空調服を導入したのですが、
今では随分と遠い思い出の様に感じます。

内陣工事は前回の後、漆塗りの工程を終え、
床の拭き漆へと進み、箔押しを行い仕上げとなりました。

拭き漆というのは、読んで字の如く、
漆を塗っては拭き取るという作業を繰り返す、
といった工程を指します。
今回は、できる限り黒く仕上げたいとのご依頼でしたので、
黒弁柄で色つけをした後、拭き漆を行いました。

IMG_3266_convert_20181119182023.jpeg 

それから金箔押しを行い、荘厳して完成です。
金箔押しの作業にも金と壁面を接着するために漆を使います。
そのため気温や湿度に対して非常に気を使います。
乾燥が早すぎても遅すぎても、良い仕上がりにならないからです。
当時の現場の気温はとても変化が激しく、天気により10度近く差がありました。
そのため、幾度となくテストを行いながらの作業となっていたと
記憶しております。

IMG_3550_convert_20181119182122.jpeg 

そして完成がこちら。
お寺のお仕事というものは、毎回勝手が違います。
ご依頼内容はもちろんですが、内陣の作りも異なりますので、
使用する道具が変わります。
加えて気温や湿度の変化も、お寺により驚くほど違いますので、
漆も硬化時間、粘度が変わります。
毎回、漆や作業効率について、多くの事に気付かされます。

お寺の内陣もそうですが、仏壇の製造や修復は、
ご依頼いただいたお客様の、そして自分自身の
次の世代に残る仕事ですので、常に最善を尽くします。

長い年月を形として残るお仕事であることを自覚して、
今後も一層精進して参ります。











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2018
09.09

お寺のお仕事1

Category: 内陣工事
今年は御内陣のお仕事に恵まれ、
ほぼ工場にいない、という珍しい一年になりそうです。
ブログの更新は遅れ気味ですが、
出来る限り、頻度を上げて書いていこうと思います。

というわけで、今回は御内陣工事の様子を
ご紹介させていただきます。

まずは下の写真。
今年の6月頃までさかのぼりますが
お寺の「後門柱」に「布着せ」を行ったところです。


「後門柱」とは、御内陣中央、ご本尊が収まります位置の
両脇にある丸柱です。

IMG_3127_convert_20180712223648.jpg 

そして「布着せ」とは、布を糊漆で貼り付けることを指し、
主に補強や木地の痩せを防ぐことを目的に行われる工程です。

それらを施し、次の工程である「下地付け」に備えます。

IMG_3125_convert_20180712223846.jpg 

そして「下地付け」。
「下地付け」とは、最終的な塗りに堅牢性を与えることを
目的として行う工程です。
「地の粉」や「砥の粉」という土の粉を、
水と漆を合わせて下地を作り、繰り返し施工面に付けていきます。
完成時には、目に触れることのない下地作業ですが、
製品の寿命を決める、最も重要な工程です。

これらが終わって、仕上げに「塗り」が行われます。
塗師の仕事と連想されますと、刷毛を持って
漆を塗っている姿を連想されると思いますが、
大半は「下地」と様々な「研ぎ」の作業で占めています。
刷毛を持っている時間は、比較的少ないです。

、、、以降次回に続きます。




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2018
07.12

工芸ZOO

Category: 未分類
お知らせです。

7月20日から8月26日にかけて、石川県立伝統産業工芸館にて
「工芸ZOO」と銘打ったイベントが開催されます。
詳細はこちらから。

石川県が誇る、様々な工芸の体験もできるイベントです。
金沢仏壇組合としても蒔絵体験を予定しております。

今年の夏の思い出作りにいかがでしょうか?
お気軽にご来場ください。


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2018
05.07

内陣工事3 完成

Category: 内陣工事
送信が滞っておりましたが、
再開させていただきます。

先々月、3月の末になりますが、
かねてより着工させていただいておりました、
内陣が完成いたしました。

前回は下地の工程を紹介させていただきましたが、
今回は塗について少し。

漆塗は、中塗り、小中塗、上塗りと3回行いました。
今回は気温と湿度の変化が激しく、日によって気温差が5から7度、
湿度差が10度以上変化したため、非常に漆の乾きに気を使いました。
加えて、立面の塗は、厚く塗ると漆が垂れてしまうので、
塗の厚さにも気を配る必要があります。

今回は「塗りたて」といい、刷毛塗したのち
呂色等行わず、そのまま完成させる必要があったため、
刷毛目が残らないよう、最新の注意を払いながらの塗となりました。

で、仕上がった画像がこちらです。

IMG_2859_convert_20180507225423.jpg 

今回は、巻障子も一緒に施工させていただきました。
巻障子を入れた状態がこちらです。

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今年は気温と湿度の差が本当に激しく、
現場作業の難しさを、改めて学ばせていただきました。
工事が無事終了できたのも、ストーブをご用意していただいたり、
気温などの作業状態が良い日は、時間を気にせず作業させていただけたりと、
お寺の皆様のご協力のおかげでした。

今後ともさらに精進してまいります。
このたびはご依頼いただきまして誠にありがとうございました。








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